【シャドバ】強敵、闇喰らい④
おはようございます、山科です。待たせたな
前回、前々回と見た、【闇喰らいヴァンプ】の強みと弱みのおさらい。序盤中盤~7,8ターン目まで、標準以上の優秀なフォロワーでごりごりに押し切るデッキタイプ。その代わりに、進化権は切らねばならず、長期戦に少し弱い
けれどもシャドウバースはライフ20を8,9ターン目で削り切れるよう設計されています。こんなゲームで防戦を張れるデッキは存在するのか?
存在、しました。彼らに対抗しうるデッキは森にあった
お納めください、その名も
【ミッドレンジ7】
異形です。天を喰らう方。今度はちゃんと、強い。【闇喰らいヴァンプ】を序盤中盤終盤まで、間断なく攻め続けるデッキとするのなら。この【7回エルフ】は序盤中盤終盤まで、鉄壁を誇る、守りのデッキ
序盤の処理と中盤の凌ぎ、終盤のフィニッシュと分かりやすい構成になっているかと思います。ただ【7回エルフ】は対面にあまり出ないデッキ。早速マリガンから見ていきます
・マリガン
先攻:《ゴブリン》、《フェアリーサークル》、《妖精花》
後攻:《ゴブリン》、《対空射撃》、《森荒らしへの報い》
対ヴァンプ:追加で《インセクトキング》、《ロイヤルクリスタリア・ティア》
2/2/2を採用していないデッキタイプのため、先攻2ターン目には《妖精花》が2コスの代わりとして機能します。対ヴァンプはまず《姦淫の信者(メイド)》を咎めましょう
・回し方
序盤は優秀なエルフのカードを軸に、テンポを取りつつ相手に負けない盤面展開を目指します。特にヴァンプなどの展開が強いデッキに対して、必ずしも盤面で勝つ必要はありません。逆にウィッチなどの展開の遅いデッキには、《妖精の調べ》での4ターン展開を狙っていきたいところ
中盤以後は相手の盤面を凌ぎつつ、リーサルの準備を虎視眈々と進めます。理想となる動きは、後攻4ターン目に《導きの妖精姫・アリア》進化。5ターン目の《不殺の使徒》によるドロー。6ターン目の《バッタの指揮者》による2プレイ効果:《ユグドラシル》か《バッタの指揮者》をもってくる。7ターン目の《ユグドラシル》から《万象の加護》の獲得。8ターン目の《万象の加護》+4プレイでの《天喰らう異形》の7プレイ完遂。そして9ターン目の《天喰らう異形》によるリーサル
もちろん、理想通りの展開となることは極めて稀なので、ハンドが整わない場合のアドリブ力も問われますし、そこが楽しいデッキです。とりあえず《森羅の怒り》と《煌刃の戦士・ベイル》や《クリスタリア・イヴ》の相性のよさは覚えておくべき要素
その他抑えておくべき豆知識
・《バッタの指揮者》や《不殺の使徒》 のサーチ効果はおそらくデッキに残っている割合を参照している。《ゴブリン》2:《ティア》3なら2:3の確率
・《天喰らう異形》のリーサル準備は相手にバレバレなのでなるべく盤面も強固にしたい。《万象の加護》+《クリスタリア・イヴ》+《煌刃の戦士・ベイル》+《インセクトキング》+《妖精の調べ》あたりが理想
・《妖精花》などの手札に戻ってくる時に効果を発動するカードは、先にそのカードを手札に入れる→効果発動の順番。ハンド9時に《対空射撃》で戻すと、効果で出現した《フェアリー・ウィスプ》があふれて燃える
《茨の森》が落ちて下火かと思われたエルフですけど、以外に《天喰らう異形》の形が強かった。何よりも【闇喰らいヴァンプ】への勝率は圧倒的なので、対面に出まくる人へおすすめです
とはいえ、環境は当初予想していたほどまでは【闇喰らいヴァンプ】一色展開になっておりません。ロイヤル、ネクロ、あとは【リーシェナネメシス】とかかな。入り乱れつつある現状、6日~8日のRAGEが楽しみですね
デッキに迷っている方はエルフもご一考を。とまで言えるかは分かりませんが、息抜きがてらよければ遊んでみてください