山科のブログ

DCGのデッキ構築とか

【シャドバ】やっぱりリントが楽しい【テンポヴルム】

おはようございます、山科です。

現在mp6500ほど。

 

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シャドバの1シーズンはパック更新後から3ヶ月なのですが、僕はその初月には毎回、10日くらいまでに使用デッキを決めて、そこから日に500mpを目安に、コツコツグラマスチャレンジしております。一勝で大体100mp貰えて、ひと月の間に100勝ほど勝ち越すと、10000mpでグランドマスターになれるんですね。毎シーズンそこに到達すると専用スリーブが貰える仕様。それが欲しい。

 

で、今回使ってるリントヴルムは圧倒的に楽です。5,6連勝をポンポン積み重ねれるので、環境にあってんのかもしれない。更新部分だけ置いておきます。

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リントドラ改め【テンポヴルム】

回し方等は前回更新もご参考に

 

in 

《ポセイドン》

守護の少ないデッキで1/3守護が、2コススペルとともに出てくる時点でもう強い。8コストでポセイドンとして使っても、進化権が切れたエルフを詰ませられたり、ブースト成功後に有象無象を詰ませられたりする。一億カード

 

《革命の覇食帝・カイザ》

さすがにないでしょって思われるだろうし、なんなら僕も思ってるんですが、もしかして《ロイ》って弱くね? ってことで代わりに3枚入れてみた。1コススペルを手に入れられて、さらにそれが除去+顔ダメか、ドロー+回復なので、顔が足りなかったり手札が事故ったりするこのデッキとの噛み合いは悪くない。ていうか他候補が《恐竜時代》て。先攻環境なので、どちらかというと後攻カードな《カイザ》にした。進化時3/4なのがほんと謎。

 

《相反する息吹・ガルア》

あって良かったって場面は少ないんだけど、あって困ったって場面も少ないので、とりあえずピン。このデッキの敗因の半分が《リントヴルム》を引けない、で、1割が《虚数物体》にイかれる、なので、一応どちらも対応できる。何か抜くならまずここ。

 

out

《斬竜剣士・ロイ》

難しい。要は《活竜剣》の2コスと3/2/2を置くためのテンポロスを、のちのブーストで取り戻せるかって話なんだと思う。そう考えると圧倒的に先攻、あっても《サタン》とかの超バリューカードのためのカードで、とりあえず全部抜いた。苦手なランプドラゴンに《殺竜剣》はそこそこ刺さるものの、ドラゴン自体減ってきてるし、とりあえずこれでいいかも。

 

《華麗なる竜人・マリオン》

2枚→1枚。手札にきた2枚目の《マリオン》が要らなすぎるので1枚に。このくらいが変換先にも困らないでちょうどいいと思います。

 

《侮蔑の嘲笑》《破竜撃震》

3枚→2枚。どちらも手札に3枚くるとちょっと邪魔+どの対面でも必要なカードではない、ということで2枚に。デッキコンセプト的な話で言うと、顔へのダメージがないのがそう感じる理由だと思う。

 

相手の回復点と、バースト点だけケアしておけばいいのでプレイも割と楽。

そこそこ強いのでよければお試しください。

そろそろアルネオの新弾の情報こねーかな。

2月はアルネオ中心の予定です、それでは、山科でした。

【シャドバ】リントが熱い【リント】

お久しぶりです、山科です

マナリアナーフに「フレンズ」への忖度、絡んじまったか? といった感じの昨今です、お元気でしょうか

 

最近ドラゴン使ってたんですけど、やっぱ『ポセ政宗』って気持ちいいじゃないですか。アルティメット必殺技感ある

あぁいうのってたぶん設計時から、やられる側のクソっぷりは度外視してて、垂れ流す側の気持ちよさだけが重視されてる、なんてことはもう口に出すのもはばかられるくらいのオタク常識です

【ハンドバフヴァンプ】を使ってるときはまじで《政宗》今すぐ消せって思ってたんですが、【ドラゴニュートランプドラゴン】とか使ってるときは、「え、《政宗》って言うほど強くなくない? 10ppまで腐るし。でゅくし」とかいう気持ちになります。

そういう原理が「強いと思われるカードも使ってみれば弱さに気づく」なんてもっともらしい言葉で正当化されるあたりe-sportsは深い。プレイしている者どもにまったく配慮したくないゲームでは、強いコンボは使い得。オタクはほんとクソ

が、『ポセ政宗』が強いのはマナリア対策しようと横並べを頑張ってるロイヤルネクロとその他の有象無象に対してでしかなくて、《炎獅子》ナーフ(に見せかけた実質《アイテール》ナーフ)の結果ロイヤルが数を減らしそうな昨今、やはり我々は王者マナリアに目を向けなければなりません

 

マナリアの強さは感じた範囲で簡単に列挙すると、

まず《炎の握撃》や《ウィンドブラスト》を介した縦の除去の強さ。さらに《ミラ》《アン》《狂信者》を搦めた踏み倒しインチキ展開。守りに回れば《グレア》と《ガーディアンゴーレム》《防陣つきゴーレム》といった豊富な守護によって、終盤の疾走もシャットアウト。ロングゲームにもつれれば《アンの大魔法》で締め。

と、「2Tに2/2が出ずらい」という点以外ではほぼ隙が無い

まともに戦おうとすれば、「豊富な除去と盾をかわしながら、ミラやアンといった0コスト集団をスマートに処理し、大魔法が飛んでくる10ターン目までに勝負を決める」なんて芸当が出来るデッキもあるわけがなく、先1ゴブリンからグレア進化が飛んでくる後4までにゲームを決める方が楽なわけです。先1ゴブリンいつまでたっても弱くなんねーな

 

でも、実は、そんな芸当が出来るデッキもありました

今、【リントドラゴン】が楽しい

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終盤の守護が突破できないなら、守護無視疾走をぶん投げればいいんです。こういう発想に誘導してくるあたり、シャドウバースってほんとうにいいゲームですね

 

追加カードの中ではまず《侮蔑の嘲笑》が2コス3点ダメージでシンプルに偉い。さらに《正義のドラグーン》も顔面を削りつつドローできる《ドラゴンクロー》をハンド消費なしで加えるのが、中盤以降受けに回るこのデッキではかなり使いやすいです。ジャスティス。

 

対マナリアで重視される「後攻9ターン目に《リントヴルム》を決められるのか?」という点については、うまく回せば可能だと思う。平均9~10ターンが今の感じの目安で、僕はかなりめちゃくちゃなプレイをする人なので、突き詰めていけばもっと安定感も増しそう。ただし序盤に顔を削っておかないと、リントを2連打する暇はあまりないので厳しい。そんなわけで2~3コスをかなり詰めてみた。

 

序盤は安定感を持った展開で顔を削りながらスペルを手にし、中盤盤面を取られてからは除去に回り《リントヴルム》でフィニッシュする。

分かりやすくかつ選択肢も多く、デッキパワーもほどほどなので、「アルネオやっててたまにはドロー運の絡むカードゲームがやりてえ」ってなってる人にもおすすめです。

このデッキのもう一つの強みはチョイスカードを複数採用していることにもあって、横展開の強いデッキには《殺竜剣》や《竜の翼》でリソースを削ぎ、強力な蓋を持ったデッキには《活竜剣》や《ドラゴンクロー》でランプしたり顔を詰めたりといった判断も楽しい丸いデッキです

 

採用カード

《マリオン》 

前に入ってた《まどろみの白竜》の体力1が、2Tの動きとして弱すぎて、なんかスペル手に入る2/2/2おらんのかと、探したらいたオカマ。

基本的にスーパーバリューカードを1コス2打点のカスに変えるので弱いんですが、例えば対マナリアの《フィルレイン》とか、《白亜の指令》から手に入った《ドラゴン》とか、手札でポーカーしてる3枚目の《リントヴルム》とか、「そのマッチアップ、その相手では腐る」カードをスペルブースト+1に変えれるのが使える。

ただ、こいつが一番欲しい2T目は手札が揃ってないから、どれも必要でしょみたいな場面が頻発してそこではまじで弱い。先読み力が問われる。

 

アドラメレク

3コス払って2枚ドローしてる暇なんかあるの? と思ってたけれども、そもそもこのデッキハンド涸れるんでないと回らなかった。中盤以降盤面を取る必要に駆られることがあまりないので、1,2回PPブーストできてれば普通に使う余裕もあった。3枚積むべきくらいに依存している。ていうかハンドが増えるカードがこれしかないんですよね。

 

《破竜激震》

《正義のドラグーン》経由の《竜の翼》、《侮蔑の嘲笑》のエンハンスと、全体ダメージが二つ増えてだいぶ使いやすくなった。守護のないデッキで盤面を空のまま明け渡す動き自体は弱いので、何か変えるならこれか《マリオン》だと思う。

 

不採用カード

ガロア

さすがに5コス払って4/4を盤面に出す動きは弱そうなので不採用。リントが9Tに手札にこない展開もそれなりにあるので、もしかしたら入れてもいいのかもしれない。

 

《ポセイドン》

2/1/3を出すスペルのおまけにポセイドンがついてくる、みたいな運用をしたら強そう。ナーフ後目に見えてエルフが増えたりしているので全然あり。

 

回し方

序盤はとにかくテンポをとっていきます。2,3コストが半分以上を占めているので、5Tまではテンポムーブをかなり取りやすい構成になっているはず。

そうして顔を8点前後削ったら、後は《ドラゴニュートの威圧》や《ドラゴンクロー》も利用しながら顔を詰めつつ、盤面処理に回って、リントを探しながら10カウントを進めます。

《威圧》と《激震》のコンボや《ゾーイ》で遅延、無事に《リントヴルム》がハンドにきたら10点疾走を決めましょう。

 

マリガン

基本的に《竜の託宣》は返してオーケー。特に対マナリアでは先攻後攻4Tまでに盤面に3体展開できているかが大事です。

《アイラ》《正義のドラグーン》《オルカの大渦》のような手札から始められるのが理想

《ゾーイ》は1T目からスペルカウントを増やせる神カードなのでキープします。先攻の《マリオン》はハンド切れに困ることも多いので、対ロイヤルネクロ以外では返したりとか、対面が展開型の後手なら除去スペルとか、エルフロイヤル対面では《威圧》もキープとか、そのへんは雰囲気で

 

感想

《リントヴルム》は好きでたびたび使ってたんですが、実は徐々に強化されてて、パーツが揃ってる今が一番強いかもしれない。エルフメタするとマナリアが出て、マナリアメタするとエルフが出てくるような方は、こういうチョイスデッキもいかが

【アルネオ】今、あえて赤【赤中】

あけましておめでとうございます、山科です。

今年もよろしくお願いします。

引き続き、不定期更新でまったりやっていこうと思います。

「面白くない環境ではプレイしない」が、今年の抱負。

どうぞのんびりお付き合いください。

 

〇新弾のテーマ

 

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速さ4↑は死ね

 

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速さ4↓も死ね(というか黒以外おわ)

 

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kawaii

 

〇EX2雑感

 

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EX1はぶっ壊れSS《祈りの力》に依拠したオーバーパワー【赤中】が暴れ倒し、【赤中】に対して相性のいい【白中】もまた環境にしばらく居座っておりました。

で、EX2『時空を超えた邂逅』ではそれらを思いっきり潰しに来たなという感じ。

影竜帝・ガエターノ》はまさかのオープン火力無効な実質『秩序』であり、この先『オープン火力無効無効(沈黙)』『オープン火力無効無効無効(沈黙耐性)』と、どこかで見た感じになっていかないか、一抹の不安がよぎります。やめてくれー。

アクション終了と返却に弱いというのもまたあからさまにつけられた弱点で、これにより相対的に【青】系が立場を取り戻す、『黒・青』環境を運営は想定しているのかなという感じ。実際【ヴォルミス青】もけっこう復活しているし、【大怪獣】もそこそこ見る。

放浪王女・ビアンカ》は貫通攻撃と白属性減らしで、【白中】のついでに【人魚】や【神気】などの待ちゲーデッキも殺してきていて、総じてEX1はちょっと失敗でしたって感じのパック内容な感じがします。その点については異論もない。でもなんですでに優秀なカードが複数いる黒中に与えたのかは知らない。

そんなこんなで前弾に暴れまくった【赤中】は無事にお仕置きされたのでした。

 

〇あえての赤

 

ということで、あえて、【赤】です。

実際今結構いける。

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↑ 最高連勝数更新しました

 

・デッキ内容

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《祈りの力》採用のデッキは5,6コストを中心にしたオーバーパワー集団でしたが、こちらはSPブーストを減らした故にコストダウン。《魔刀の完成者・ナナクサ》と《蒼刀・ビャクレン》の東方コンビで優秀に、バランスを保った範囲で強いです。

返却SS《不死鳥の降臨》採用のデッキが環境に増えたのも《ナナクサ》始動には追い風。相手にあてられればかなり美味しいですし、自分の《光の精霊》にあたってもプラス(たぶん)。

 

デッキ内容的な話で言うと、ユニットの効果を味方強制ダウン(によるSS避け)+オープンスキルでの相手の除去と絞っているのも、使いやすくてよかったかなと思います。

石化》2枚採用に合わせて、貫通持ちか、火力持ちかのユニットを優先して取り入れてもあります。

 

・初手《光×2バッティング》→《ナナクサ》

  《光バッティングなし》→《ナナクサ》

 

・回し方

ユニットをフルに使うことはあまり考えずに、必要に応じて盤面から剥がしていくことで自分SSの有効活用+相手SSの不発を狙います。《炎魔・マローダー》や《一閃の剣豪・雷光》はもちろん、《ナナクサ》と《猪突猛進・アラーナ》もオープンが強いので、デッキを全投入するよりも、相手のライフを0にするプランが大事。

 

・シールド

シールドはアクション終了+返却。魔法を落とされたり途中で使わざるを得なかった時の場合のために、シールドコンボも組めるようにしてあります。選択可能な《水の蛇》+選択不可の《水の鏡》→全体終了の《冥府の小匣》+選択可能な《冥将軍の儀式》。どこかに《鎧徹し》+《祈りの力》を仕込んだり、あるいは《水の蛇》+《祈りの力》とか、あえてコンボを組まずに相手の予想を外すのも有効かもしれない。

ところで《石化》+《冥将軍の儀式》なんですが、あれアクション終了するので、一回《ガエターノ》への《生贄》で避けられました(クローズするので避けられる)。シールドが読まれやすい構成なだけに、逆に対応を読み返してやりましょう。

 

〇不採用カード

二刀流・桜

《祈りの力》全盛期から、対赤で一番出てきて欲しいカードでした。盤面に出てからのパワー不足感が否めない。《祈りの力》コンボが通じない相手が増えてきたので入れず。

 

緋刀・カスミ

好きなカードなのでめちゃくちゃ入れたいんですが、《カスミ》を採用すると《ベリンダ》+《豹の霊》あたりがセットでついてくるので枠的に断念。東方で覚醒・ランクアップ持ちの前衛キャラとかもう1枚くらい追加されたら考えたい。

 

大地の巨大蛇

もすこし【青中】が研究されて《デュランダル》が戻ってきたら使うかも。でも返却全盛環境っぽいので、新弾まで役目がない可能性もある。《ガエターノ》に対して不利がついていること。出したターンの隙が大きいこと。SPがそこまで余らないことから入れず。

 

賞金狩・エレーナ

こういうパワーカードが入ってこないあたり《ガエターノ》が環境に与えた影響は大きい。今は《ガエターノ》も魔刀を砕いて貫通できる《ビャクレン》の方が強いと思う。

 

〇ところでシャドバ

新弾出てちょくちょくやってはいるんですけど、ストレスフリーなゲームのはずが、ストレスは圧倒的にあちらの方が上な環境。【ハンドバフヴァンプ】がそこそこ楽しいので、もしかしたら更新するかも。とりあえずアルネオメインでやっていきます。

それではまた、山科でした。

【アルネオ】東方戦士【戦士④】

お久しぶりです、山科です。2週間ぶり

ちまたじゃ1億円プレイヤーが生まれたり、2pickがえらいこっちゃだったりします。お元気でしょうか

前回更新からずーーーっと、戦士を触ってたんですけど、いい加減公開しておきます

勝率は5割くらい。最高到達ランクはイクサー5。強いデッキではないです

 

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・回し方

《騎士を目指す青年》→《復讐の子・ユーニ》→《妖精司祭・アレグリア》or《早撃ち・アーロン》or《炎の息》or《使者・ルージュエーステ》

3手目で分岐します。《赤のマント・ディフォ》+《早撃ち・アーロン》などの輩コンビにはとっとと《アレグリア》。攻撃態勢をとった怪しい《鉄塊の巨人》にも、《アレグリア》をバッティングさせて体力回復を防ぎましょう。《俊足の盗賊・エドワード》に対しては、即《アーロン》を撃ちたくなるところですが、時々《忌々しい魔導王の気》を採用しているデッキもありますので、《炎の息》から行った方がいいこともあります。相手のライフが8しかないのに、《光の精霊》→《光の精霊》ときた場合は、危ない。《魂断ちの呪い鎌》などがセットされている可能性があります。《炎の息》でやかりましょう。その他色々。最後は慣れ

中盤は、《魔刀・ナナクサ》、《猪突猛進・アラーナ》、《緋刀・カスミ》あたりで、相手の主力と戦いながら、小型カードを寝かせていきます

相手のシールドが大体削れて、もう返却系はないだろうなというタイミングで《蒼刀・ビャクレン》を出していきたいところ。『魔刀を砕く刃』を1~2回決めれば、最後は《断罪の時》です。ハイクを読め

 

・《光の精霊》

相変わらず不採用です。

このカードがめちゃくちゃ強いのは知ってるんですが、【月公国】を使ってるときにふと思いました。強力すぎるがゆえに、相手に《光の精霊》を使わせないための採用が主じゃないかと

 

つまり、初手、あるいは別のどこかでの、バッティング×2を前提にしての、シールド構成のデッキが多い気がする。このカードを《強欲な壺》と呼んだ方もいましたが、バッティングが成功した時に限っては、相手のリソースを削いだ意味で、《強欲な壺》なんですけれども、バッティングせずにそのまま出した時は、《強欲な壺》※ただしライフを1支払うという効果に変わってしまう。リムーブさせる必要があるから

もちろん、《光の精霊》が通った時のSP差で、ライフ1消費を屁でもなく試合を運ぶことも可能だからこその、主流カードなんだと思います。が、ライフ削りに特化させたデッキを組めば、そこが付け入る隙になるんじゃないかという今回のデッキ

 

コンセプトが成功しているかというと、うーん、微妙。

例えば赤が本来苦手にしている【白中】に対して、《光の精霊》や《風の精霊》といったサブカードを寝かせてライフを削り切る勝ち方はできた

SP差もそこまで気にならない。オープン:相手のカードだけ全て行動終了させる8コストのカード、とか、そんなのないから。回してる感じ、基本的に高コストカードもケアすることがある程度可能だと思う

が、やっぱり初手からシールドをもろに喰らうので、《不死鳥の降臨》などは読んだり喰らう前提で展開するとしても、《べっとりな罪悪感》とか、あとは《永久凍結》を2枚くらい使っての待ちゲーをされるのがちょっと厳しい

単純に、《鎧通し》《鎧通し》《鎧通し》《後悔の念》《後悔の念》、とかの構成の、シールドが削り切れない【赤中】も強い

 

ちなみに、精霊系のもう一つの使い道として、《魂断ちの呪い鎌》の弾にする、というものがあるけど、そっちは《早撃ち・アーロン》と《猪突猛進・アラーナ》で封じれます。オーラを察知しよう

 

採用カード

《騎士を目指す青年》+《復讐の子・ユーニ》

ずっと使ってみた結果、そこそこ強い、くらいの評価。やっぱり、相手がどんな展開をしてきても困らないっていうのが良い

もう一つ、次手をあえて公開することで、逆に相手の動きを制限する、といった強みもある気がする

 

例えば《混沌の美女・アンナローゼ》から入ってくる相手には、次手の《ユーニ》が見えているから、《闇の精霊》を飛ばしてくる可能性があがる。属性値を4まであげて《ユーニ》を出せば、《闇の精霊》の空振りがおいしい(実際は、《炎の息》で3から4まではあがるので、他の動きの場合も加味して、属性値3止め、くらいでいいと思う)

 

《光の精霊》→《光の探究者・アドベンド》→《光の精霊》→《獅子将軍・ザガール》というよくある動きには、

《ユーニ》を出して《青年》待機→《アーロン》を《光の精霊》に→《炎の息》を《光の精霊》に、とやって動くと、相手の一枚目が《不死鳥の降臨》でも、《アドベンド》を二回寝かせることが出来る。ただ、最近《アドベンド》3枚採用もよく見るので、もう1回だけ寝かせる手段は欲しいかも(シールド1枚目を《鎧通し》にするとか)

 

《騎士を目指す青年》自体は1コストでしかないので、リムーブがしょっぱく、大型を使いたいデッキには向かない。《一閃の剣豪・雷光》とかは、そういった理由で抜けていった

《青年》と《ユーニ》の同時クローズを狙っての、シールド一枚目を《冥府の呼び手》+《祈りの力》とかもちょっと考えたんだけど、先に《ユーニ》だけがクローズする案件が多発したので、安定感をとるならやめた方がよさそう

 

盤面の中段に出すと、《殺人兵器・ラ・ボォ》のクローズをいなせたりする

 

 

《緋刀・カスミ》

こちらも、ややパワーは低めながら、相手の動きを制限することが可能なカード。赤なら《アラーナ》とか、他色なら各種の行動封じ系。《アラーナ》読みで《豹の霊》なんかを打てればかなりおいしい。《光の精霊》+リムーブ分で相手にSPを潤沢に与えるデッキなので、こういう、選択肢を狭めるカードをうまく使えると楽しい。難しいけど

 

《蒼刀・ビャクレン》

《白鬚の大剣士・鋼》の代わりにこちらが入った。東方系はずっと墓地に落ちていくので、スタートスキルには困らない。自分の《鎧通し》が半分削れたくらいで場に出て、味方をリムーブしながら『魔刀を砕く刃』を決めていきたい。かなり強引な勝ち方が可能で、デッキの主軸。シールド《神人の一撃》も、リムーブで発動→スタートスキルという順番なので相性○ 《断罪の時》のもう一押しも、必要な場面は多かったです

 

《魔刀・ナナクサ》

強い。相手の場に精霊系が2体いる時の、《呪い鎌》のケアとか、あるいは《祈りの力》以外の返却系や、もしくはデバフのかかっている味方を無理やり解凍とか、使い道は多い。単純に《使者・ルージュエーステ》の上から踏んで出すことも。《神人の一撃》が不発しそうな時に無理やり発動させることも。ところで、ランクアップ前の速さ3というのが地味に大事で、《ビャクレン》や《カスミ》との速さ行動順も調整できるし、《隼の聖騎士・ラルト》のオートスキルにかからない。【青中】を相手にしている時など、属性値4止めも意識すると良さそう

 

《妖精司祭・アレグリア

2枚採用。初手《青年》+《ユーニ》を展開した後、相手が小型ならさっさと撃ってしまってよさげ。後半の相手とのバッティングを狙う時の注意点として、場に出た《アレグリア》は、体力攻撃力ともに貧弱なので、LP的にはとてもおいしいマト。相手が《アレグリア》を展開した上での《炎の渦》コンボ、とかを狙っているわけではなさそうなら、あえてバッティングしないという選択肢もある

 

《木の精霊》

【人魚】メタ(になればいいなあ)。お試し採用なので、使用感はまた今度。ちなみにここは自由枠で、他には《煉獄》、《火炎竜巻の炎竜》、《賞金狩・エレーナ》、《炎の槌》、《二刀流・桜》、などが入る

 

《森林の守護者・ベリンダ》

やはり、速さ1上昇が本体。行動順を固定化することで、ランダム要素を軽減・排除することができる。ドローのないゲームで、ランダム要素が同速と攻撃対象しかないゆえに、勝率を気にするのなら、とても重要な強化点だと思う。相手の動き全部読んだけどランダムで負けた、とか、ちょっと萎えるよね。そんなことあんまないんだけど

 

《豹の霊》

返却された《青年》の活用。《カスミ》の《アラーナ》圏外への離脱。《ナナクサ》の《マローダー》《ジュッズヴァー》《アルィンド》ラインからの脱出。と、このデッキには用途が多い。《ビャクレン》にもランクアップがあれば完璧だった。惜しい。

 

・感想

なんか、今までのカードゲーム歴を振り返っても、「パワーが弱いカード群だけど、戦えないデッキはない。全部に対して微不利」みたいなデッキを気づけばよく使ってるんだけど、この【東方戦士】もまさにそれ。僕は下手なので5割しか出なかったけど、完璧なケアとプレイングをこなせば、もっと勝率はあがると思う。マゾプレイヤーにおすすめ

色々うーんと言いたくなるカードの多いEX1の中で、《蒼刀・ビャクレン》は、珍しい強さと弱さのバランスが取れているカードだから、使っててもいい感じの楽しさがあります。たぶん、普通の【赤中】や【赤大】に入れても、自然と抜けて行ってしまうカードなので、《ビャクレン》が好きならこういう方向性もいかが

次回更新はEX2追加あとになるかなーと思います。それでは、メリークリスマス


※追記

僕は全然知らなかったのですが、ちょうどこの記事の1日前、ヴァーチャルカードゲーマーのかみひとえさんが、東方デッキの動画を公開していたので、リンク張っておきます

構成はちょっと似てるんですが、こちらは光の精霊採用かつ、より小型

https://m.youtube.com/watch?v=UQ6zEWfhQNo&feature=youtu.be


東方以外にも色々と高クオリティな動画を投稿している方なので、ブログも含めてフォローしておくとお得です

【アルネオ】ベリンダは便利だが…【戦士③】

おはようございます、山科です

カードパックも、無事、36パック配布されました、お元気ですか

僕は【月公国】を使うのをやめ、【戦士】に戻したところ、イクサー9から1までランクが溶けましたが、元気です。涙が止まりません

 

両方使って思いました。

【月公国】と【戦士】のパワーの差がやべぇ。

端的にその差を感じるために、まずはこのカードを見てください。

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《親衛隊長・アフェエミナ》

どうでもいいことですが、僕は衣装そのもののエロさよりも、おそらく上司だかの趣味でこういう服装をさせられているくせに(cf:サフィリアとの対話)、ちょっとノってきてこんなポーズまで取っちゃってるところに萌えます。ノリノリでしてくれそう。何をってナニをですよ

 

たぶん、『覚醒の序奏曲』で一番強いカードです。

理由はその万能っぷり。

 

味方を覚醒させるオープンスキル。味方の攻撃と射程を強化するスタートスキル。そして、夜限定でクローズした相手を墓地送りにするアクションスキル、と盛りだくさん。

特に最後が強力で、リムーブ分のSPを消して展開を阻み、しかも相手のシールドを封じて、ゲームプランを大幅に崩せます。

 

出てから強いカードって、ちょうど似た能力を持つ《日食の皇子・アルフォンス》のように、多少のテンポロスを飲まざるを得ない場合が多いんですが、このカードは違う。強力なスタートスキル持ちの《守護騎士団長・アイギナ》や、同じく強力なオートスキル持ちの《月公国将校・ピアース》とオープンスキルを絡めることで、疑似的にテンポロスをなくしている。

ただし、本人の能力は控えめで、速さは3、攻撃は20体力はなぜか50)となっております。

 

ここで、ちょっと、皆さんの脳裏によぎったのではないかと僕は思っていますけど、オープンスキルで味方を覚醒させる、速さ3、攻撃20のユニットがもう一人いましたね。

本日の主役です。

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《森林の守護者・ベリンダ》

 

先ほどの《アフェエミナ》と見比べていただいても構いません。

速さを1上昇させる効果を、『運命に介入する力』と呼んだ人もいるそうですが、『運命に介入する力』の代償、高すぎる(高すぎる力の代償によって、弱体化&幼女化してるとか、なんかそう考えると、一人称わらわとかになってほしい)

《ベリンダ》の使い道を考えていたんですけれども、盤面に出てからの能力がかなり《アフェエミナ》に対して劣っている以上、テンポの取り合いをしながら盤面優位に立って競り勝つ、というデッキはおそらく、黒に負けてしまう

つまりこのカードは、《アフェエミナ》の劣化のRと考えるよりも、2コスト重い代わりに自分のシールドを割れる《使者・ブルーリジット》と考えた方が良さげ。速さ1上昇が本体で、覚醒効果はおまけ。盤面に出た後は壁になり、速やかに撃破されることで、シールドを使いつつ3SPを回収する。

 

そうなると、デッキの方向は、テンポ的な不利を背負いつつも、シールドの効果と速さ上昇によって、相手の強力な盤面を捻じ伏せつつ勝利を強引に掴みとるという、弱そうロマン溢れるタイプに決定されていく。

シールド利用と、強引な勝利。そう言えばそんなカードたちが、ゴウエンに追加されてませんでしたっけ。

 

次回は新カードも絡めた現状の【戦士デッキ】のご紹介になります。目下調整中です。乞うご期待。

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【アルネオ】9

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運がよかったです。運しかねぇ

 

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デッキはほぼ変わらず

ちゃんと寝る方の大型には戦えます。赤とか

寝ない大型ゾンビや白中が苦手

【赤中】や、【赤モンスター】、それに【黒小型】に良く当たったので、環境と対面がたまたま良かった気がする。賞味期限は短いかも

とりあえずめちゃくちゃに《アイギナ》を使えて満足です。夜通し遊んでちょっと疲れもしました。デッキとしてはたぶん、シャイン007さんが《アフェエメナ》のレビューに挙げている小型寄りの方が強そうなので、そちらを参考に。twitterにも貼ってらっしゃるみたいです

次更新はたぶんパック配布の後になりそう。配布日、今日明日くらいだといいですね

それでは、おやすみなさい。山科でした

【アルネオ】カードパックEX1雑感【月公国】

おはようございます、山科です

 

戦績

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進捗

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戦士じゃねーのかよ

 

二億年前から《アイギナ》好きでいつか使いたかったんですけど、新パックの効果でやたら強いです

 

《光の精霊》バッティング×2→《墓地に群がる空腹者》→《守護騎士団長・アイギナ》

バッティングがないやからどもには

《光の精霊》→《アイギナ》

と動くとよさげ

 

毎ターン攻撃せざるを得ない『覚醒状態』効果は、相手の1コスユニットを寝かせがちゆえに、《諸侯・バッハシュタイン》も、SS封じに効果的

夜限定ながら、疑似『プログラ』が可能な『親衛隊長・アフェエミナ』も、相手のSSロック&SPロックに貢献して、あーこれが黒ねっていういやらしい戦い方が可能です

総じて『月公国』がよくまとまってるタイプだなといった印象で、使ってて分かりやすいし、強いし楽しい

 

最初は《日食の皇子・アルフォンス》も入れてたんですが、速さ3は《月公国将校・ピアース》と同じで、彼がメインアタッカーですから、『プログラ』に運が絡んでしまうのが、安定感の面で良くないなと思って抜けました

 

デッキに問題があるとすれば、《獅子将軍・ザガール》擁する【白中】に勝てる気がしないところ。《魔刀・ナナクサ》の影響で青が死に絶えつつあるので、青を苦手にしていた【白中】は、【赤中】キラーに増えていきそうな気がします。有効なカードを探さなければならない

 

ところで、EX、出ましたね。楽しんでますか

僕は《蒼刀・ビャクレン》が1枚しか出なかったので、戦士は一旦お休みして、上の【月公国】で遊んでました。

環境の話をすると、《魔刀・ナナクサ》がやっぱりデカそう。twitterとかブログを見ていると、EX追加前ですと、「【赤中】も【ヴォルミス(青の返却デッキ)】で余裕」みたいな話は多かったと思うんですが、《ナナクサ》の追加には、「赤は青のメタにしたい」という開発側の意図を感じます

赤>青>白>赤 な、3すくみのイメージが今はあって、じゃあ黒はどうなってるんだろうと思い浮かべてみるんですが、なんのデッキに強いとかは、あんまり具体的にならないんすよね

割とどのデッキにも戦える代わりに、得意なデッキも少ない印象。そういう丸い色やデッキってかなり好き。SRとかLとかも、癖の強いカードが多くて楽しいね

 

追加SSの2つの内では《祈りの力》がかなりヤバめ。今のところは、ダメージSSの後は強く警戒した方がよさげ。ただ《炎魔・マローダー》とかで、双方のクローズをコントロールされるのが厳しくて、オープンスキルを主体にした【赤中】は引き続き強そう

上でも触れたけど、→【白中】が【赤中】対策に増加→【青】が【白中】メタに台頭 みたいな環境を開発が狙ってるのだとしたら、うまく回ればいいですね

 

リツイートキャンペーンのパックは週明けでしょうか

そのぶん回してベリルを貯めたら、《ビャクレン》を入れて【戦士】デッキも試してみたいところです

『東方』ってみんな『戦士』だからいいかも。でも《鋼》は『傭兵』なんですよ。なんでじゃい。山科でした